« 2010年8月 | メイン | 2010年11月 »

2010年9月

2010年9月 6日

『へんてこやまのうんどうかい』『山のとしょかん』

 昨日のFM軽井沢では、せせらぎ文庫の本の中から、『へんてこやまのうんどうかい』かんなりまさこ作 ひさかたチャイルド出版 『山のとしょかん』肥田美代子作 文研出版 を紹介した。どちらも、話したいことがいっぱいある絵本なので、どちらかひとつ選んで、と宮尾さんに言ったのだが、「両方!」と彼女が答えたのだから、少しお喋りが長くなったのは仕方がない。

 『へんてこやま・・』の方は、動物たちが「ヨーイドン」で山の周りをグルグル回って、「みんな一等みんなビリ」と言う所が良くて、相撲をとっても、綱引きをしても、誰も勝ったり負けたりしない。そしてそんな運動会が一日だけではなくて、紅葉が散るまで毎日つづきます、と終わっている。

 『山のとしょかん』は、一人暮らしのオバアサンが、ふと絵本を毎日音読するようになり、そこへ一人の男の子が来て、毎晩そのおはなしを聞いては本を借りて帰るようになる。不思議におもったオバアサンがつけていってみると、男の子は穴の中に入って狸の姿になり、弟達に借りてきた絵本を読み聞かせ、途中でオバアサンの言った独り言もそのまま憶えて真似ている。すっかり嬉しくなったオバアサンは、縁側いっぱいに絵本を広げて、狸たちの好きな本をすきなだけ読んでやっていると言うお話。

 どちらも今の季節に相応しく、『海外子女教育』の「子どもの本棚」欄の10月号に書きたかったが、今年の4月号から「子どもの本棚」は隔月の掲載になってしまって、季節感が無くなった。隔月になる前からも少しずつ出版時期が遅れて、その月の後半に届く読者も出て来てしまったので、行事は前月号に書くように、と言われていたのでなおのことだ。

 つまり、お正月、ひな祭り、端午の節句、七夕など月初めにある行事について書いても、雑誌が届く頃には終わってしまうので一ヶ月早く書けというのだが、例えば「あけましておめでとう!」と言う本の紹介を、11月号に、つまり原稿は9月末に、書こうという気は起こらないし、本屋の棚にもそんな本は並んでいない。するとやむを得ず、としょかんで古い本を探すが、絶版になっている本が多い。

 月刊誌に隔月に書くのは難しい。少なくとも、あと1,2ヶ月はかかりそう。でも、次は12月号!何とか次でビシッと決めなければ・・・・プロなんだから。みんな自覚してないけど。

 昨夜、音楽を聴いていたら、とうとう夜が明けてしまった。ブログを書いていたら幸い眠くなったから、
せめて10時ごろまでぐっすり寝ようかな。  おやすみなさい。

2010年9月24日

3世代文庫

 せせらぎ文庫フェスタが終わって、もう2ヶ月が過ぎた。今頃になってようやく報告書を纏める気になったのだが、今年は嬉しぃ事もあり、気の重い事もあって、分裂気味で今後の方針が心の中で蛇行している。つまり、今のままの方向で続けるか、思い切って発展させていくか・・・・

 今年は西区からの援助額が増えてキャストへの謝礼を、大威張で「西区からです」ということが出来た。宿泊者の夕食も「区からの予算が増えましたので」と言ってつけることが出来た。来年からは区長さんの手で渡していただけないか、お願いしてみようと思っている。そして、できればもう一人二人、キャストを増やしたい。一日だけの参加者をゲストとして迎えれば、ゲストの来られる時間帯にレギュラーに休んでもらえる。これが来年への第一の検討課題だ。レギュラー陣に続けてもらう為にも、システムを改善しなければ。

 第2の改善点は、3世代文庫の上の2世代、つまり祖父母世代と両親世代にとっても、フェスタになるように、大人を中心にした講演、懇談会を同じ日取りで開きたい。今年の松本猛さんのように、同時に和室で話をしてもらうのも良し、夜を使って、公民館で話し合うのもよし・・・。円谷先生の嘗ての生徒や父兄が、先生を囲んでワイワイガヤガヤやる機会を作るのも、地元の為になるのではないだろうか。

 隣室で魔女軍団が、人生相談?を受けるのも、ひとつのアイディア。但しくくりとしては、あくまでもフェスタのキャストが講師となること。そうでないと、何のためのフェスタかわからなくなるから。子どもの教育、子どもの環境としての親たちのあり方、という枠から外れたくない。少なくとも当分は・・・

 近頃FM軽井沢の「魔法使いの本棚」では、比較的真面目に本の紹介をしているが、どうもブログの方では本から外れがちだ。一番最近では、徳富蘆花の『自然と人生』を読み返した。どうも近頃は、自然というと木を植えたり、ゴミを片付けたり、という身近にばかりに話がいってしまうが、やっぱり遠くから、近くから、山を見るというのは心が広くなって良い。ほとんど日本中から見えた富士山が、今はビルにふさがれてしまっているのは哀しいが、ま、軽井沢には浅間山があるから。

 今朝は4時半に実家の夢で目が覚めて、起き出して西片町の家の間取り図を描いてみた。父の書斎からも、父が自分で建て増した兄の部屋からも富士山が見えた。柿の実のなるころ、ナイフを口にくわえて柿の木にのぼり、屋根に移って、柿を食べながら富士山を見ているのが好きだった。

 西片町には5歳から24歳で結婚するまで住んでいたが、柿の木に登るようになったのは中学生になってからだったし、22,3の時、兄の新居を建てる為に、柿の木は隣の誠之小学校に寄付してしまったから、10年くらいしか登っていない。充分?柿の実がなくても、学校から帰るとすぐ、夏の白いセーラー服のままよく登っていたから、今は大人しそうになってしまったけれど、昔はお転婆だったのかな???


プロ野球ドラフト「黄金世代」読本 ファンを熱狂させた「8つの世代」 (文庫ぎんが堂)

(ASIN: 4781671500)
手束仁  
イースト・プレス / 在庫あり。