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FM軽井沢(8月7日)

 軽井沢にいる予定だったのだけれど、8月6日の軽井沢附属会のあと、東京に持って帰るお茶道具をすぐに広げて乾かさないちゃんと仕舞えないのと、後輩達に貸した着物と長襦袢を洗濯したくて、息子の車で東京に来てしまった。

 東京の自宅にある本を紹介するというと、どうも「古くからの良い本」ばかりになりがちなので、とりまぜて、ばらばらな3冊を選んだ。

 『さかさことば』小野恭靖作 鈴木出版 2009年
短い回文を14個集めてある。よく知られているのは「だんすがすんだ」「このこどこのこ」くらいで、「まさかさかさま」「てんぐのぐんて」等、新しいものがほとんど。そこで、7月22日にお誕生日が過ぎた私の新作を披露。上から読んでも「古希悠紀子」下から読んでも「コキユキコ」、これは一年使える。

『3びきのコブタと まぬけなオオカミ』ジョナサン・アレン作 評論社
七匹の子ヤギみたいに、ちゃんとお留守番している3匹の子豚。悪いオオカミがやってくると、ドアのすりガラスに映る影だけで見破って追い払う。オオカミは、変なおばさんに仮装したり、おまわりさんの帽子をかぶったり、赤ん坊になったりして、家に入り込もうとするが、毛むくじゃらの子豚に化けて入り込んだとき仔豚たちは・・・というパロディ絵本。1098年。

『びりびり』東君平作 ビリケン出版 東君平が亡くなってから出版された幻の絵本。黒い紙をびりびりっと破いて「びりびり」と名前をつけると細い足で歩きだし、時計を食べたり、雨靴を食べたり、といたずらを始める。食べてしまった時計をお腹から取り出すために、びりびりとふたつに破ると「びりびり」は2匹に増え、雨靴をとりだそうと半分ずつに切ると「びりびり」が4つにふえて・・・。子どもの好きな「びりびり」と紙を破る音から、こんなシュールな、しゃれた絵本が出来るものかと、いろいろ楽しめる絵本。2000年。

 どの一冊も、子どもの年齢に関係なく、子どものいない家庭でも、置いておきたい絵本。〇〇〇・・・描けないけどドヤ顔!