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『あるかしら書店』について、の続き

 上の血圧が190というのは、割に慣れているというか、あまり驚かないのだが、下が110というのが続いて、ちょっと慌てた。東京医大の先生に言われていたのを思い出して、アジルバ、という薬を、10㎜多く飲むことにした。31日は夜飲まないはずのところを10㎜、9月1日は朝30㎜のところを40㎜、夜更に10㎜だから1日では20㎜多く飲んだ事になる。9月2日、つまり今日は朝測ったら上が150台、下が80台だったが用心のため40㎜のみ、夜23時に計ったら130台だったので、もうアジルバを増やすのはやめにした。まだ、胸が少し痛いが、明日と明後日、外出せずに休むので、大丈夫だと思う。でも、昨日、知らない方から電話があり「今日はお店は開かないのですか。何回来ても締まっているから」と言われてしまった。申し訳ないと思いつつ、ちょっと嬉しい。血圧が落ち着いたら、「魔女の蚤の市」も頑張ります。

 さて、この本は、漫画と書いたが漫画とうよりも全部イラストで説明されている。あ、説明されているのではなくて、絵で語られている。だから小学生でもわかるだろうけれど、大人が理解するのを作者の意図の98%とすれば、子どもが面白さを理解するのは60%以下だろう。大人の洒落のきいた内容なので。

 先ず、目次より前に、「この本(店)は『本にまつわる本』の専門店、とあり、「〇〇についての本ってあるかしら?」ときくと、たいてい「ありますよ」と言って、奥から出してきてくれる、と説明している。
目次は書棚の絵で、様々な色と形の背表紙が、7つに分類して置いてある。『作家の木の育て方』『カリスマ書店員養成所の1日』『大ヒットしてほしかった本』等々。

 中でも『本とのお別れ請負人』は身につまされる。本に囲まれた男を髭の老人が訪れ、貴方は素晴らしい本をお持ちだが、このままでは傷んでしまうと言い、この本を選んだあなたのセンスを本棚ごと、最高の環境で保管したいと口説き落とす。奥さんは何やらレシートを受取り、「持主の心のケアーを第一に、ハートフル古書流通」と書かれたバンを件の髭の老人が運転して去る、という見開き1ページの漫画になっている。

 カバーの両側の羽で、『バタ足入門の本』は、子どもが本を閉じると水泳板になっていて、プールの中でバタ足の練習を始める、というのと、『ちょっと大きくなれる本』は、小さい子が、その本を椅子の上に載せて、その上に坐ると、ちょっと座高が高くなって、テーブルで食事を始める、という2冊が、わずか6コマの絵で語られている。

 ペン画ににちょこちょこッと色が付いているので、何やら楽しく、あっという間に読んでしまって、もう一度ページを繰ってみたくなる、新しいタイプの本。