2014年6月アーカイブ
2014年6月18日
第9回せせらぎ文庫フェスタ
今年も、海の日の連休は、「せせらぎ文庫フェスタ」へ!
日時 7月19日(土)、20日(日)、21日(月・休日)
午前の部 10:00~12:00
子どもは大急ぎでお弁当?(大人は軽食付きの「はなそう会」希望者のみ)
折紙の部 12:15~13:45
午後の部 14:00~16:30
大人のための「はなそう会」 フェスタの講師を囲んで「花の軽井沢の人生を語ろう!」
A 19日(土) 12:15~13:45
B 19日(土) 17:00~19:00
C 20日(日) 12:15~13:45
D 20日(日) 17:00~19:00
E 21日(休) 12:45~13:45
費用 午前午後とも、各々、子ども 300円 大人 500円
(子ども専用お弁当 300円は要予約)
「はなそう会」 800円(軽食付き・要予約)
内容については次回 連絡先 赤尾佳秀 090-7347-4262
荒木真志 090-9353-6096
荒木武貴 090-2657-1022
真柄美穂 090-9349-0128
小林悠紀子 090-4427-1170
2014年6月 9日
『にんげんごっこ』木村祐一作 長新太絵 講談社
多分先週、FM軽井沢で紹介したのだが(先々週かも)、オトナがこの題名を見ると、いろいろ内容を想像して、うーんと考えこんでしまうが、これは子どもの喜ぶ絵本。作者の木村祐一さんは名作『あらしのよるに』で、大人にも子どもにもよく知られているし、長新太さんも『おしゃべりなたまごやき』『キャベツくん』など、個性的な?絵本でおなじみだ。その二人が組んで「にんげんごっこ」ってなんだろう、と期待してページを繰ったら・・・
森の近くの道を、バス、というものが走るようになって、動物達はバスのやってくる「人間の町」ってどんなところだろう、と考える。すると、人間と暮らしたこともある、というのが自慢の野良猫が色々説明を始めるが、らちがあかない。「そうだ!にんげんごっこをしよう」と言い出して始めた人間ごっこは・・・まずシマウマを横たわらせて横断歩道に見立て、みんなを渡らせ、キリンの首で踏切を作り、という具合。掃除機に使われたアリクイ、たわしにされたハリネズミ、みんな、痛かったりくたびれたり臭かったりで、人間の世界はこりごり。森の奥に逃げていった、というお話。12種類の動物が人間の生活の説明に使われるのだが、各々の発想がスゴーク個性的。こういう絵本を読んで育つと、発想の豊かな、創造的な、いわゆる天才児が育つ。