10月のせせらぎ文庫と新しい文庫のお知らせ。折紙のことも。

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 10月は11日から13日の間に1日か2日と25・26日の内どちらかの2回、開きたいと思います。都合の良い日をお知らせください。

 もうひとつは、新しい文庫のお知らせ。
国際子ども文庫の会では、このせせらぎ文庫のほかに、オーストラリア・ブリスベンの南十字星文庫のお手伝いをしていますが、今度新しく、東京に「カナカナ文庫」の設立をお手伝いすることになりました。

 せせらぎ文庫は大人も子どもも楽しめる三世代文庫。南十字星文庫は外国にいる日本の子どもたちに日本文化を知ってもらう日本語文庫。カナカナ文庫は帰国した子どもたちを中心に bi-cultura l な子ども達のための英語文庫です。

 今、カナカナ文庫の外国人スタッフを募集中!英語圏で育ってnative English を話せる方。男女、国籍を問いません。できれば英国式ボランティア:つまり時間、能力、労働力の提供はもちろん、交通費なども、御自分で支払ってくださる方。あるいはアメリカ式:交通費はこちらで支払う、でも、いまどきやむをえないかな・・・・

 「文庫」というボランティア活動で、スタッフの得るものは特大です。子どもと本に囲まれて過ごすことの出来るひとときは、経験者ならでは知ることの出来ない豊かな喜びですが、絵本の楽しさ、美しさを見るだけでも、その一端は窺えると思います。本のおかげで知り合える人間関係も、不思議なことに、他のお付き合いとは一味違う、こころの深いところで通じ合える友情が生まれます。

 カナカナ文庫は有楽町線の駅から徒歩数分のところです。英会話に堪能な日本人スタッフも募集しています。但し、こちらも海外生活を体験したことのある方に限ります。外国語の絵本を、より良く理解して子どもたちと喜びを共にしていただくためです。

 三つの文庫の子どもたちが、ペンフレンドとして、手紙のやり取りをする日を夢見ています。

 そうそう、9月の末ごろに、文庫フェスタで折紙の指導をして下さった刈田さんが、折紙を沢山抱えて
せせらぎ文庫を開けてくださいました。残念ながら、地区の行事と重なって、子どもたちは現れなかったようですが、その時間に、刈田さんは、また沢山の折紙作品を作っておいてくださいました。文庫に来ると、その折紙がもらえます! 作り方を書いたコピーもあるので、絵本ばかりでなく、折紙も楽しんでください! 折紙も、伝えてゆきたい大切な日本文化です。

 せせらぎ文庫は、まだまだ不定期にしか開けませんが、冬の間も、ひと月に一回は必ず開きます。
土日に西区にお出での方は、必ず覗いて見てください。ガラス窓の掲示板に、「せせらぎ文庫、開いてま~す」と表示が出ていたら、ずずずーいと奥へ、どうぞ。