2009年お正月・4冊のことばの絵本

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  明けまして、おめでとうございます。1月11日に更新したつもりでのんびりしていました。お正月早々、ぼけまして、おめでたい!先が思いやられますが、とにかく、元旦をせせらぎの里、田の詩荘で迎えたのは初めてで、超進歩!だと思っています。2日に東京に帰り、自宅の初釜を4日に済ませて、また軽井沢に戻りました。

 11日にはせせらぎ文庫を開き、また今年も真柄美穂さん母子と過ごしました。嬉しかったのは『ラヴクラフト全集』の2冊が1年半ぶりに返ってきていたことで、本が返ったということより、ラヴクラフトを見つけて、あんなに喜んでくれた会員に、また来てもらえるという喜びです。「え、なんでこんな本がここにあるの!本屋にも図書館にも ないよ!」と、せせらぎ文庫の大人ヴァージョンの価値を理解してくれた人だから!!!また、連休に遊びに来てくださいね。栗本薫もたくさん揃っていますから。

 11日の午後はFM軽井沢に出演。こぐま社のことば遊びの本4冊を紹介しました。 『わにがわになる』(多田ヒロシ)は主に頭韻を踏んだことばあそび。『かえるがみえる』(松岡享子)は脚韻を踏んでいます。『にわのわに』(多田ヒロシ)は、上から読んでも下から読んでも、でお馴染みの回文。『ぶたたぬききつねねこ』(馬場のぼる)は歌にもなっているしりとりで、「おひさま」から始まって「ぶたたぬききつねねこ」のが「コート」を着て「とんがりぼうし」をかぶった「しろくま」に招かれ「まく」を開けるて「クリスマス」にたどりつくまで、思いがけないことばが出てきて楽しませてくれるのです。他の3冊も、溢れるようなことばのお風呂に浸って、体の芯から温まれる本。どれも18センチ四方のま四角な本で、幼い子ども達の好きなサイズです。

 12日は西区の新年会で、私は初めての参加でしたが、いろいろな方がせせらぎ文庫を知って下さっていて、文庫を紹介する機会もいただきました。そしてメインイヴェントのビンゴでは、私は1000円の2人当たりと、1000円の4人当たりだけだったのですが、ミスター真柄と円香ちゃん、荒木夫妻、赤井さんなど、いろいろな方が賞金の一部を寄付してくださり、西区からも3500円頂いて、計8750円が集まりました。買いたい本がたくさんあるのですが、本棚が来るまで、待つべきでしょうか???