御柱祭りと森の妖精

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 友人に誘われて、諏訪の御柱祭を見に行った。孫を連れて、中軽井沢から7;45のしなの鉄道に乗り、小諸で小海線に乗り換えて2時間かけて小淵沢まで。幼い頃は電車に夢中だった孫にとっては、これだけでも既に大冒険!私も10年前には沿線の高校に何回か小海線で通ったことがあるので、懐かしい旅だった。
 
 小淵沢まで友人がご主人様の運転でお出迎え。連休の大切な2日間を、我々二人のためにつぶさせるのはとても心苦しかったが、軽井沢で繰り返し放映されるニュースをみていて、同じ長野県なのだから実物が見たいなあ、という思いがあったし、以前にも泊めてもらった友人宅の居心地の良さも大いなる魅力で、丁度ひとりで遊びに来ていた孫共々、おことばに甘えることにした。

 小淵沢からそのまま車で茅野市と諏訪市の境界あたりへ(地名、方角のことは聞かないでね)。
まず、御柱が斜面を落とされた、小高い丘の上へ。御柱をつないであった杭、というより柱、を見た。
かなり高さがあり、急斜面だが、斜面の距離は短く感じられる。それだけ急だってこと?この逆落としポイントを案内してナンシーさんに説明してもらっただけで、ややこしい御柱祭の全景がよくわかった。

 そこから更に、今回の御柱曳航の通るドーロ、メインロードへ。ついたのは丁度昼休みで、曳航に携わる人たちが、長さが1キロくらいある2本の引き綱の間にシートを敷いて、小宴会を開いているのが面白かった。いよいよ御柱の様子を書こうと思ったら、もう、東京に帰る仕度を始める時間。
とにかく5月2日、FM軽井沢の「魔法使いの本棚」の時間に、携帯電話で実況放送をお送りした。