『九月姫とうぐいす』サマーセットモーム作 岩波子どもの本

  • 投稿日:
  • by

 9月の本なのに、8月のFM軽井沢で紹介してしまった。お茶会ではないのだから、そんなに季節に拘ることはないのだが、なんとなく気が引けた。もう9月になったから、ここでは堂々と紹介したいのだが、なんだか、どこかに書いたような気がしている。とても気に入って、いろいろな人に話したからかもしれない。
 この本を選んだのは実は私自身ではない。スペイン料理の研究家である渡辺万里さんである。せせらぎ文庫フェスタで、スペイン語の本の読み聞かせをお願いし、なぜかとても、良くして頂いているのだが、先月、ほかの数冊と一緒に戴いた。万里先生の好きな本なのだそうだ。良い本だから人にプレゼントしたくて、買い置いてあるとのこと。
私も嘗ては谷川俊太郎の『ことばあそびうた』(福音館書店)の予備を常に置いて、若い夫婦などが来ると必ずプレゼントしたものだが、きりがないので止めてしまった。

 どうしてだろう、このごろ、家にいると何かしていても眠くてたまらなくなって、すぐ眠ってしまう。これが年を取るということなのだろうか。このページも、ちょっと一眠りしてから、と「下書き保存」にして置いたら、ひと月半もそのままになってしまった。もう、今日は10月6日。亡くなった母のお誕生日。

 眠いといっても、起きている間は日々本を読むから、せっかく新鮮で魅力的な本の印象が、どんどん他の本の下積みになってしまう。思い出しながら書いたのでは退屈な本に見えてしまうし・・・だから、この本はもう一度読み返すまでブログにはオアズケ。ごめんなさい。今日もまた、眠くなってしまいました。だからと言って、早寝早起きができるわけではなくて、なんとなく2時3時まで起きているのです。残されている時間は短くて、書きたいことはたくさんあるのに!またこんど。