第12回せせらぎ文庫フェスタ情報4と『フィボナッチ』さ・え・ら書房

  • 投稿日:
  • by

 3日間の演者(内容は前回参照)
  15日(土)圓谷加陽子(折紙といろいろ)
       グレース・宮田 "Mr.Morvellous" "Ms・・・・"
       杉山恵子
       横須賀桃子と息子たち
  16日(日)圓谷加陽子・円谷秀雄(面白理科実験)
       滝本つみき(MCと読み聞かせ)
       岩佐敏子(子どもと一緒に作る詩)
       松井聡(社会科体操、いろはで歴史、伊能忠敬の地図)
  17日(月)同上

    渡辺真理さんのスペイン語の読み聞かせ。
    コバタケサンの歌って踊ろう
    他にも、サプライズゲストが3名、期待をもってご連絡を待機中!


さて、今回の『フェボナッチ』は数学の絵本。フェボナッチは、いわゆる優等生ではありませんでした。先生の話を聞いて、先生の言うとおりにノートを取るより、自分の頭の中で色々考えながら、窓の外の木や、花や、枝に止まっている鳥の数を考えているのが好きでした。だからみんなは、フェボナッチのことを薄ノロ、英語で言うと「BLOCKHEAD」だそうですが、みんながそう呼んでいました。どんなに皆にバカにされても、自然の中に隠れている数の美しさに、フェボナッチは数えなければいられなかったのです。そしてある時、その数の中にある方式に気付き、図に書いてみると、自然の中にあるものは、みんな同じ数値を身に着けていて、それを描いてみると、美しいらせんを描くことに気付きました。これが、みんなが中学生で学ぶ「フェボナッチの方式」です。薄ノロと呼ばれていたフェボナッチは、本当は素晴らしい数学者で、ロマンティックな夢を追っていたのです。以上