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2009年12月

2009年12月 3日

3本足から4本足、また3本足、そして2本足に!

 御無沙汰しました! 2週間のリハビリ入院を終えて、無事、娑婆に戻りました。

 リハビリの井上先生に「もう既に動きすぎやで、勝手に動いたらいかん!」といわれながら、手術直後は、アキレス腱を切った右足の大きなギブスを着かないように、左足と2本の松葉杖で3本足。小さめのギブスに替わって少しずつ右足に体重をかけながら歩いていた4本足時代? そしてようやく右足を着きながら松葉杖が1本になって3本足。同じ3本でも次は右足を付きながらステッキを突いての3本足。
 12月2日、ようやく人間に戻って2本足! スフィンクスの謎掛け(始め4本足から2本足になり、やがて3本足で歩くようになるものなァんだ?)から、2本足に戻れて良かった! でも、本当はまだ傷口がつるような感じで、つい気分的に、びっこを引いてしまいます。

 というわけで、せっかく今日、軽井沢に戻って来たのですが、せせらぎ文庫まで歩いて往復するのは無理なので、土曜日、多分、文庫には伺えません。

 でも、日曜日のFM軽井沢、魔法使いの本棚は、アリです! 但し、局のスケジュールの都合で、今度だけ時間が変わります。午前11時頃からですので、聞き逃さないで下さいね。東京の自宅では、FM軽井沢のHPを開いて、「サイマルを聞く」をクリックすると、軽井沢のラジオで聴くより、良い音質で聞くことが出来ます。軽井沢以外の方、ぜひお試し下さい。

 先週は東京にいたので、電話で宮尾さんとお話したのですが、ちょっと早めのクリスマス特集にしました。ブリッグスの2冊『さむがりやのサンタ』『サンタの夏休み』と欧米のクリスマスの定番『クリスマスの前の晩 (The Night Before Christmas)』、ディケンスの『クリスマス キャロル』等20冊程度。

 6日にはモーリス・センダックの舞台画と衣装デザインを中心に絵本に仕立てた贅沢な一冊、『くるみわり人形』渡辺茂男訳、ほるぷ出版を自慢たらたらご紹介し、他にも20冊ばかり、書名プラスアルファーで、さらっとご紹介したいと思います。特にプレゼントにお悩みの方、お楽しみに。

2009年12月20日

ヘンデルのハレルヤを聞きながら・・・

 FM軽井沢を流していると、ときおり、たまらなく懐かしい曲が流れて、思わず手を止めてしまう。ヘンデルのメサイヤの中のハレルヤコーラスは、歌ったことのある人とない人では、感動の度合いが違うのではないだろうか。King of Kings and Lord of Lords と歌うとき、上がってゆく音階の高まりと、声の幅とが相まって、合唱団の中で周囲の歌声に包まれて聞いていると、黄金の祭壇に向かって重厚な衣装を身にまとい、真紅のカーペットの上を歩み登ってゆくような思いがする。もうずっと昔のことなのに、この曲を聞くと・・・・血圧が上がってきますね。

 というわけで?今日は午前中、11時からFM軽井沢にお邪魔しました。(今度は「天には栄え」だって・・・また手が止まってしまう!)

 紹介したのは『ミッケ!』シリーズの4「サンタクロース」(ウォルター・ウィック作 糸井重里訳 小学館)。ヨーロッパの子どものゲームで「I spy with my little eyes something beginning with M」(ぼくの見えるもので、Mの字で始まるものなあんだ?)というのがあって、周りの子は部屋中を見回して、Mの字で始まるものを捜す、という遊びなのだが、この絵本は、その雰囲気をよく伝えている。原作はアメリカの写真絵本なので『Can You See What I See』となっているが。

 と、安心していると、この本は、持ったとたん、裏表紙からそのゲームが始まり、「表紙のミッケにチャレンジしよう!」と、あれをさがせ、これをさがせと書いてある。表紙の絵からはすぐ見つかるのだが、中味はそれほど簡単ではなく、大人にもなかなか見つからない。

 大人には、と書くほうが正しいのだろう。子どもはどんな絵本でもマンガの本でも、ページ一杯に目を光らせて、作者が書き込むイタズラをすぐに見つけ出す。我々大人も、子どもだった頃、手塚治虫のアトムの中に「ひょうたんつぎ」や「オムカエでゴンス」の書き込みを見つけて喜んだはず。

 子どもと大人が遊ぶ時、同じレベルでないと両方とも面白くない。大人が手加減したのでは、されている子どもは不愉快なもの。その点この絵本では、よほど集中しないと、大人は子どもに敵わない。

 クリスマス休暇でホッとするひと時、家族で、恋人同士で、普通の友達でもいいけど・・・、みんなで楽しむにも、ひとりぼっちの孤独を忘れるにも良い絵本。

 でも、お薦めするのはその点だけではない。表紙の見返しには英語で、裏表紙の見返しには日本語で、『クリスマスの前の晩』(The Night Before Christmas)が書かれていて、各ページの表題もそれに沿っている。この英詩は、欧米人には特に親しまれているし、暗証したくなる詩でもある。つまり、
この本1冊で3冊分の内容が含まれているのが、『ミッケ』シリーズの中で、この一冊を選んだ理由でもある。

 浅間山は真っ白。庭の雪は消えかけているけど、ホワイトクリスマスだといいな。

2009年12月25日

サンタクロースの折紙

 昨日の天皇誕生日の休日、思い切ってせせらぎ文庫を開いた。誰も来なくても、休日と土曜日は必ず文庫が空いている、という習慣を作りたくて、自分が軽井沢にいるときは、なんとしても開きたかった。

 さて、荷物を最小限に軽くして、スニーカーをしっかり履き、道の途中で遭難した時のために、水とチョコレートと携帯をしっかり握り締めて家を出た。

 家の前の道が一番歩き難い。大小のガラ石がばら撒かれていて、一歩一歩道の表面を見つめながら歩かないと、グリッと足首をひねりそうでl怖い。捻挫までは行かなくても、ときおりグリッとアキレス腱を傷めたほうの足首に痛みを感じる。昔のように、馬から落ちても怪我をしないような道がほしい。学生の頃、別荘の間の道を馬で走っていて、新聞屋の犬に吠えられて落馬したが、苔に覆われた道で擦り傷ひとつ出来なかった。

 文庫には誰も来なかったが、4月から、6月から、9月から、借りられたままの本が20冊近くあり、ハガキでもか書こうかなと思いつつ帰ってきた。

 帰りに刈田サンの折ったサンタクロースの折紙を、子どもに渡すチャンスがなかったので、荒木さんが区旗を仕舞う時に気が付くように、旗の袋に手紙と一緒に入れておいた。今日のイヴと、明日のクリスマスの日に、お店に来る大人でも子どもでも、渡せれば良いと思ったのだが、話が通じなかったようで、また公民館の中において来てしまったという。お正月にみんなが集まる時に渡せばいい、とのこと。
季節の行事を教えるのは、大人の大事な役目だが、まあ、クリスマスはそれ程定着した行事ではないから・・・・でも、軽井沢では定着しているのになあ・・・・!

 いつになったら、こっちに定住できるのでしょう。むりかなあ。今日に浅間も雪を被ってきれいでした。


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