遡って、先週のお話と今日の鷺

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 今日、5日ぶりにせせらぎに戻った。明日はちゃんと、せせらぎ文庫を開くつもりだし。明後日はFM軽井沢で、Mr.Man シリーズを紹介する予定。今回は2泊3日で帰らなければならないので、その報告は後日書くことにして、先々週から先週にかけて、10日以上もこちらで暮らした様子を書きたい。

 1月7日についたとき、2日前に降った雪が残っていて、イノシシの足跡がついていたが、一週間後には、狐が現れた。毛の色が茶色ではなくグレイだったので、まだ、狼だったのではないかと半信半疑だが、尻尾が付け根から先までふさふさと長く、銀ぎつねの襟巻きと同じだったから、あれは狐だったのだろう・・・と思う。隣家とその隣の違法建築との間を、トットットっと、並足で駆け抜けていった。

 翌16日には雉太郎と雉斗が一緒に現れた。雉之介はもうずっと現れないが、若い2代の雄が悠々と餌をついばんでいた。勿論、リスも、小鳥たちもやってきて、私はますます東京に帰りたくなくなる・・・
せっかくせせらぎにいたのだが、足元が悪くて不安だったので、せせらぎ文庫は休んでしまった。

 そして今日、4時頃小鳥の餌を補充して、空き箱を捜しに物置に近づいたら、足元のせせらぎの岸から、大きな白い鳥が飛び立った。羽の先と首の付根あたりにグレイになっている。鷺にしては大きいような気がするが、オーストラリアの鶴に似ているが、それよりも美しい。

 庭の土があちこち、不自然に盛り上がったりくぼんだりしているのが気になる。違法建築の所為で、地下水の流れが変わって、土がどんどん流れていってしまっているに相違ない。なんとかいつまでも、ここで小鳥や動物達と一緒に暮したい。