『漢詩への招待』石川忠久著 文春文庫

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 本の紹介の前に、せせらぎ文庫の新しい行事、というか「せせらぎ文庫フェスタ、サテライトシリーズ」を企画している、という話。

 中軽井沢駅の新しい駅舎が4月1日からオープンするが、その中にある図書館部分に多目的室というわけの分からないスペースがあって、そこが使わせてもらえそうなので、フェスタの講師の先生方の那加から4名にお願いして、交代で毎週1回ずつ、週末ごとに楽しい話をしていただくことにした。

 文庫のサテライトなのに「読み聞かせ」を入れなかったのは、新しい図書館長が。NHKの青木裕子アナウンサーで、読み聞かせや朗読のためのホールを、千ヶ滝西区の奥に建てられた方なので、ちょっと遠慮した・・・様な感じです。

 さて、オススメしたいのは上記の『漢詩への招待』。多分昨年12月だったと思うが、FM軽井沢で紹介した。それ以後も手放せないで、ずっと手元において、気が付くと手にとって、開いたページを拾い読みしている。

 教科書でお馴染みの「春望」「春暁」「白頭を悲しむ翁に代わる」等の詩は勿論、「虞や虞やなんじを奈何せん」の四面楚歌の解説あり、詩人達の解説ありで、どこを開いてどこを読んでも面白い。
もう今夜は眠いから、また次官があるときに、いくつかの具体的な解説をご紹介します。 おやすみなさい